キッコーマン(千葉県野田市、染谷光男社長) は17日、福建省厦門(アモイ)市に持つデルモンテ製品の製造会社「帝門食品(厦門)有限公司」の工場が10月27日に開業式典を行い、11月から出荷を始めると発表した。同工場の生産能力は340グラム入り瓶換算で年間約1300万本。


 「帝門食品(厦門)」はキッコーマンの100%子会社であるデルモンテ・アジア(本社:シンガポール)と日本デルモンテ株式会社、デルモンテ・アジアのシンガポールなどでの販売代理店であるエバーウエル社が2006年11月に設立。トマトケチャップを中国国内向けに製造・販売する。デルモンテが中国に生産拠点を置くのは初めてで、今後、中国市場への本格参入を図る。(編集担当:恩田有紀)

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