日本の音楽プロデューサー、小室哲哉容疑者が5億円の詐欺の容疑で大阪地検特捜部に逮捕された事件は、香港でも続々と報じられている。

 90年代に栄華を極めた小室容疑者が転落するきっかけとなったのは香港で株式上場した音楽会社「ロジャム」株の暴落で多額の損失が生じたことといわれている。
ただ、ビジネスは主に中国本土で行っていたことから、香港での「ロジャム」の知名度は低く、小室氏とのからみについて詳しく報じた現地紙はあまりみられない。

 安室奈美恵やglobeなど、手がけた音楽を通じて香港のポップカルチャーにも大きな影響を与えた小室容疑者の逮捕だけに、現地の人々も戸惑い気味。インターネット上には「どうしたらいいか分からない」「globeが好きだったんだけどなぁ。こんなことになるなんて……」といった声があった。その一方で「違法は違法。同情の余地なし」と冷静なコメントもあった。

※情報提供:東亜通信社 URL:http://www.toanews.com/

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