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飯島さんは2001年に訪台した折、蔡さんがキャスターを務める台湾のテレビ局TVBSの番組「真情指数」に出演した。実は、別の有識者がゲストとして出演する予定で、蔡さんも初めは出演者の変更に乗り気ではなかった。プロデューサーは、当初予定のゲストをなだめるのに、苦労したようだったという。
蔡さんによると、質問は飯島さんの著作「プラトニック・セックス」の内容から選んだ。飯島さんは「あんまり、突っ込んだ内容には、触れないでね。売れなくなると、困っちゃう」などと言っていた。
蔡さんは続けて、飯島さんのやりとりの中から、よく覚えている場面を記した。
蔡: あなたのベストセラーは、口述筆記で別人が書いたものではありませんか?
飯島: 私を見て、本なんか書けそうもないと思って、そんなことを聞くんでしょ。
蔡: 本によると、自殺を考えたことがあったそうですね。本当に自殺しなかった理由は何ですか?
飯島: 人生で一度も「死んでしまいたい」と思ったことがないなんて、あなただって言えないでしょ。
蔡: 16歳でカラオケ店での仕事を始めたとき、(客などに)触られまくるということは、考えなかったんですか?
飯島: 知っていましたけど、セクハラとは思わなかった。少なくとも、その分はお金をもらっていると考えていました。
蔡: 何で、ヒモに貢ぐのですか?
飯島: ヒモって、馬鹿にできないのよ。特別な男の魅力がプンプンしている。蔡さんも、ヒモになる素質があるかも。でも、もっと甘い言葉をささやかなきゃ、ダメね。
蔡さんが最も鮮明に覚えているのは、次の問答という。
蔡: あなたはお父さんを恨んでいるが、会いたいともいう。これは矛盾じゃないんですか?
飯島: だから人生って、もともと矛盾が組み合わさってできているに、決まっているじゃないですか。
蔡さんによると、飯島さんは最後の答を、さらりと簡単に言ってのけた。その言葉に、「はっとして、悟るところがあった」という。(編集担当:如月隼人)
写真は「新浪網」から転載。
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