関連写真:そのほかの加護亜依に関する写真
アジアの大スターたちと共演
充実の日々で「日本のこと忘れてました!」
――3週間の現地での撮影。現場はいかがでしたか? F4の呉建豪(ヴァネス・ウー)さんと一緒のシーンがたくさんありましたね。
「多かったですね~! 逆に彼と一緒じゃないのは撮影中2日間ぐらいで、あとはずーっと一緒でした。彼はすごくストイックでタフな人で、撮影中はブロッコリーとチキンと卵の白身しか食べない。それに必ず2、3時間はジムで汗を流してから撮影に入るんですよ。初めて会った時に日本語で生真面目な感じで『ヨロシク オネガイシマス』って言ってくれて。初めは24歳ぐらいかなと思ったら、もう30歳なんですね。すごい若く見えるなーと思って。
撮影が長かったので、いろんなことを話しました。彼がモーニング娘。
――ヴァネスさんに言われたことで特に印象深かったことはありますか?
「タクシーで移動中に、『君の人生のストーリーを知った』って。インターネットとかで見たんでしょうね。『そういう中で今、香港でやっているのはスゴいことだから、ガンバッテ』って言ってくれました。あとはみんなで将来の話をしたこともありましたね。
実は失礼ながら彼が中華圏でそんなに大スターだってことを知らなくて……。撮影でいろんな所に行くと、もうファンがキャーキャーってすごいんですね。エキストラの人たちもみんな、彼に注目しているし。それで、ああ、彼ってこんなにみんなに知られてて、すごいんだなぁって実感しました」
――もう1人の重要キャスト、カリスマシェフ役を演じたサモ・ハンさんとはいかがでしたか?
「恐そうに見えるんですけど、すごい可愛らしい方でした。撮影中、足が見えない時にはプーさんのスリッパを履いていたり……。
あと、私のお姉さんの役だった應釆兒(チェリー・イン)さんはプライベートで日本に来た時に遊んだりしました。皆さんいい人だったんで、とってもやりやすかったです」
――撮影中、日本が恋しくなったりしませんでしたか?
「申し訳ないんですけど、日本のこと、忘れてましたね(笑) 自分が日本人だってことはもちろん分かっているんですけど、本当に忘れちゃうんですよ。毎日のリズムに慣れちゃって、そこにいるのが普通になってました。恋しかったと言えば、日本のコンビニの便利さぐらいかな。暑い時期だったんですけど、撮影をした広東省の広州では冷蔵庫があんまりなくて冷たい飲み物が飲めなかったんです。レストランでもみんな温かいプーアル茶とか飲むじゃないですか。私、コーラとか冷たい飲み物が大好きなんで、それがないのはちょっと辛かった。
あちらに行っていた最後の1日だけ、遊びました。香港の繁華街で韓国焼肉を食べて。日本人が香港に来てコリアンバーベキューって、なんだろう~(笑)ってちょっとおかしくなっちゃいましたけどね」(編集担当:恩田有紀)第1回|第2回|第3回
*******************
『カンフーシェフ』(KUNG FU CHEFS/功夫厨神)
4月、東京渋谷・シアター・イメージフォーラムにてロードショー
ストーリー:料理と武術の達人であるカリスマシェフのホアン・ピンイー(サモ・ハン)はある誤解から有名レストランの料理長の座を追われてしまう。村からも追い出されたピンイーはある日、一流シェフだったシェンを父に持つチン(チェリー・イン)、イン(加護亜依)の姉妹が切り盛りするレストランを訪ねる。この店の料理長の味を酷評したことから、ピンイーは料理長と腕比べをすることに。戦いに勝ったピンイーはこの店の料理長を継ぐことになった。
ピンイーが料理長に帰り咲いたことを知り、手下を使って店の営業を妨害する男がいた。この男、ジョーはピンイーの兄である自分の父親がピンイーにけがをさせられ、料理の道を去ったと思いこんでいるのだった。
【関連記事・情報】
・加護亜依 - サーチナ・イメージ検索
・加護亜依 - サーチナWikipedia記事検索
・加護ちゃん香港映画出演で、3年ぶりに芸能界復帰!(2009/03/05)
・加護ちゃんにまた新たな“恋”!?肉体派人気俳優と…(2009/02/19)
・社会>アジア・エンタメ>日本スター - サーチナトピックス