SBS週末特別企画ドラマ『家門の栄光』が感動のヒューマニズムを描き、大詰めの幕を閉じた。

 19日に放送された『家門の栄光』の最終回では、人の匂いが漂い騒がしく生きていくハ家の様子を描いた。
ハ・ミンギ会長(シング)は家族の前で自分がハ家の本家の孫ではないという事実を告白する。血筋にこだわるより愛情で自分を包み込んでくれた父の話を聞かせ、人を大切にするよう教訓を伝える。平凡な日常生活の中で幸福を探す人を焦点に当て、『家門の栄光』は幕を閉じた。家族のヒューマンドラマを標榜した『家門の栄光』は、伝統と礼儀を重視してきた本家のダナ(ユン・ジョンヒ)と成金の息子ガンソク(パク・シフ)の両家の話を通じ、人間に対する礼儀などを描いたドラマ。

 『家門の栄光』は最近のドラマの傾向で流行している不倫や復讐など、刺激的な仕掛けが主な“マクチャンドラマ”(非現実的なドラマ)とは路線を変え、制作された。また、新鮮なキャラクターと、しっかりとした構成で、“無公害ドラマ”“名作ドラマ”と呼ばれ視聴者の賞賛を浴びた。そのしっかりとした構成と説得力ある展開、そして多彩なエピソードは、ドラマの強弱を生み出し、視聴者の心をつかんだ。大きな見所は、二人の主人公中心ではなく、出演する人物皆が様々ないきさつで登場し、もうひとつの小さなエピソードの主人公として、各キャラクターにも焦点をあてたところではないだろか。結果として温かい人間の集合体を描き、作品の完成度をより一層高めた。

 勿論、ダナとガンソクカップルの恋の話もドラマの人気要因の一つである。ドラマの中盤で、内面に深い傷を抱いているガンソクとダナが愛を育んでいく過程が、共感を呼び、その一方では、夫婦になる彼らの姿をコミカルに描き、笑いを誘ったのも面白さのひとつ。全く違う環境の成金ガンソク家と名門本家のダナの家族が、お互い本当に理解し歩み寄っていく姿は深い感動を呼んだ。
このように感動とおもしろさをバランスよく融合させた『家門の栄光』は視聴率も20%台を維持し、興行でも成功を収めた。『家門の栄光』の最終回は26.7%の全国視聴率(TNSメディアコリア集計)で同時間帯1位を記録し、有終の美を飾った。(情報提供:innolife.net)

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