報道によると、両容疑者は長距離弾道ミサイル開発などに転用可能な磁気測定装置を購入したが、経産省の「キャッチオール規制」対象品であったため輸出許可が得られず輸出を断念。今年1月23日には他人の名義をかたって再度申告したため、当局に悪質だと判断されたもようである。磁気測定装置はマレーシアを経由してミャンマーに輸出、その後ミャンマーから北朝鮮に再輸出するつもりだったとみられている。
申告書に名義を記載された装置メーカー社長・香月巳昭(75)は、事件への関与を完全に否定。両容疑者を起訴する方針であることを明らかにした。(編集担当:井上洋一郎)
【関連記事・情報】
・【北朝鮮】米「新たな対北朝鮮政策」明らかに-中国報道(2009/07/20)
・【北朝鮮】米韓連合軍、監視レベル引き下げへ-中国報道(2009/07/20)
・【北朝鮮】「謀殺されるのを見過ごす国ない」-中国報道(2009/07/17)
・【北朝鮮】「6カ国協議は終わり」中国側反応-中国報道(2009/07/17)
・【北朝鮮】「我々は正義の戦いをしている」-中国報道(2009/07/16)