天安門広場と天安門城楼の間を走る長安街では11日深夜、天安門城郭東側の通りから建国門にかけての区間で路面アスファルト舗装作業が行われた。

 舗装に使われたのは、中国石油化学業最大手の中国石油化工(シノペック)が独自開発した、長安街専用の高級アスファルト「東海」だ。
「東海」は同斉魯石化支社が生産しており、系列の巴陵石化公司のコールタール改質剤を添加している。技術水準は世界トップレベルだ。

 長安街では、約10台のアスファルトフィニッシャが作業を行っていたが騒音はなく、煙も上がっていない。施工を担当する北京市政路橋建材公司のエンジニアによれば、高品質のアスファルトと最先端の加熱・混合技術を使用することで、工事による汚染と労働災害の発生を抑え、環境保護と省エネを実現したと述べている。(CNSPHOTO)

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