もはや年末の恒例行事ともなっている、ABC・テレビ朝日系『M-1グランプリ2009』に、宮崎県の東国原英夫知事が審査員として出演することが16日、同局より発表された。若手漫才日本一を決める笑いの祭典は、20日に放送される予定。


 ネット上では「支持率にまた影響するのだろうか」「知事になってもこういった企画に参加してくれるのはうれしいと思う」「元芸人とはいえ県知事が審査員というのは面白い」といった声が聞かれた。

 その一方で「東国原知事がM-1の審査員を務めるらしいが大丈夫だろうか。批判の種にならないことを祈る」「東さんは“ビートたけしの弟子”として認知されたが『漫才師』としては“成功できなかった人”。他の審査員は漫才の成功者」という、手厳しい意見も見られた。

 人気番組であるだけに、注目度も高く「去年のM-1の決勝で、審査委員長の紳助さんが『今回は好みだったと思う』と言っていましたが、好みで偏らないように中立な立場で漫才を評価するのが審査員」など、毎年どうしても審査結果や審査基準などに批判の声が上がるのも事実。

 しかし今年は「去年は不服だったが、東国原知事がM-1の審査員するなら安心?」といった声も上がっている。宮崎県の知事としては公費の削減や、県にはびこっていた裏金問題の公開を進め、県民からの評価は高いという東国原知事。その手腕でM-1の審査も「どげんかせんといかん」といったところだろうか。(編集担当:李信恵・山田武志)

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