韓国の人気男性ダンスボーカルユニット「東方神起」はこのほど、日本の大みそかを彩るNHKのテレビ番組「第60回紅白歌合戦」への、2年連続2回目の出演が決まった。しかし、所属事務所との契約問題に揺れる彼らには、「今年の紅白が、メンバー5人のそろう、最後のステージかもしれない」との報道もあり、人気ユニットの今後の動向に、中国でも注目が集まっている。


 人民網によると、韓国では、東方神起のメンバー、ジェジュンユチョン、ジュンスらメンバー3人が、所属事務所の「SMエンターテイメント」を相手取り、3人の専属契約効力の停止を求める裁判を起こしていることをはじめ、同ユニットが日本で2010年1月19日に開催予定だったファンミーティング「ビギスト4thファンクラブ」の中止を発表したことなどから、これまでにもささやかれていた“解散説”がより現実味を帯びてきたと伝えられた。

 中国の熱烈なファンも、「紅白で見納めか」との報道には敏感だ。一部のファンは自身のブログに、アイドルユニットの解散はいつか訪れることとして冷静に受け止める一方、「訴訟の話の出たころからすでに悪い予感はあったけど、本当にそうなのだろうか?」などと半信半疑な心境を吐露、まだ東方神起に解散してほしくない、との懸命な思いをつづった。

 来年2月には、日本で初のベストアルバムをリリースする東方神起だが、リリースのタイミングにも「やっぱり今回で5人一緒のステージは見納めかもしれない…」などと不安を覚えるファンも多く、彼らの動向から目が離せないという。(編集担当:金田知子)

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