郷里さんは1952年生まれで、東京都江東区出身。太く迫力ある声に定評があり、21歳の1973年に、テレビアニメ『キューティーハニー』のナレーターとして登場。以後は骨太で筋肉質な男性声優として精力的に活動し『機動戦士ガンダム』のドズル・ザビ役や『機動戦士Ζガンダム』バスク・オム役、『キン肉マン』ではロビンマスクやアシュラマン役を務めた。
また、テレビ朝日系列の「ビートたけしのTVタックル」など、多くの番組のナレーションや洋画の吹き替えでも活躍していた。俳優としては、2008年公開の山田洋次監督作品『母べぇ』に出演している。
ネット上では、郷里さんの訃報に「特徴のある声で幅広い演技力を持つ素晴らしい声優さんだったのに」「個性的な声優さんがだんだん減っていく」「色々な番組で、脇役として大きな存在感を出していた郷里さん。ご冥福をお祈りします」と、その死を悼む声が多く見られた。
多くのファンが記した郷里さんへの思い出は、演じたキャラクターと同じ、もしくはそれ以上なのだろう。その早すぎる死が惜しまれてならない。(編集担当:李信恵・山田武志)
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