耳が全く聴こえないというハンデを克服し、筆談で銀座のナンバーワンホステスになった斉藤里恵さんが、現在妊娠6カ月であることが分かった。子どもの父親となる男性とはすでに別れており、シングルマザーとして出産し、一人で子育てをするという。


 斉藤さんは1984年生まれの25歳で、青森県出身。1歳10カ月の頃にかかった髄膜炎という病気の後遺症で、聴力を失った。高校中退後、アルバイトで勤めていた青森市内のクラブでサービス業の楽しさに開眼し、19歳で水商売の道へ。2007年に上京し、銀座のクラブに入店、現在も勤務している。

 また、光文社刊『筆談ホステス』では、波乱に満ちた自身の半生を描き、ベストセラーとなっており、今年1月には北川景子さん主演でドラマ化された。昨年11月より青森市の観光大使も務めている。

 ソーシャルネットワーク「mixi」内にある斉藤さんのファンコミュニティ「筆談ホステス 斉藤里恵」では「シングルマザー決意」や「りえさん、ママに!」と題したトピックが立てられた。トピックには「女手一つで育てて行くのは大変ですけど丈夫な子を産んで、立派に育てて下さい」「まずは無事に元気な子供を産んでくれるように祈っています」「ニュースを見て驚いたが、素敵なママになりそう」「どんな形であれ、一人で上京して、一生懸命働いてる里恵さんを尊敬する」といった応援コメントが並んだ。

 「辛いのは幸せになる途中ですよ」と著書でも語っていた斎藤さん。出産は5月ごろと見られており、困難を乗り越え、新たな幸せをつかむのはもうすぐのようだ。(編集担当:李信恵・山田武志)

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