台湾の職業夜間学校で、男性教師が教室で女子学生2名に対して自慰行為を見せていたことが、学生が撮影した画像によって発覚した。中国新聞網が伝えた。


 事件は台湾屏東件にある高等職業学校の夜間部で発生した。この男性教師は作業の手伝いを頼む名目で2名の女子学生を補習室に連れ込み、学生が作業している間に自慰行為を始めた。教師の不審な行動に気付いた学生は携帯電話のカメラでその様子を撮影しており、帰宅後に保護者に画像を見せて相談したために発覚した。

 同校両性平等委員会はこの件について会議を開き、みだらな行動があったとして教師を停職処分とすることを決定した。教師はすでに台湾教育部に対して退職願を提出しているが、教育部は司法当局の捜査が終了後に処分を決定するとした。

 周囲の評判によると、この教師はひねくれた性格で自尊心が高く、職員室では日常的にほかの教師に対して威張り散らしていたという。しかし、事件発覚後は以前のような自信に満ちた様子はなく、教師の尊厳を傷つけたとして「申し訳ない、申し訳ない」と言い続けているとのことだ。(編集担当:柳川俊之)

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