事件は台湾屏東件にある高等職業学校の夜間部で発生した。この男性教師は作業の手伝いを頼む名目で2名の女子学生を補習室に連れ込み、学生が作業している間に自慰行為を始めた。教師の不審な行動に気付いた学生は携帯電話のカメラでその様子を撮影しており、帰宅後に保護者に画像を見せて相談したために発覚した。
同校両性平等委員会はこの件について会議を開き、みだらな行動があったとして教師を停職処分とすることを決定した。教師はすでに台湾教育部に対して退職願を提出しているが、教育部は司法当局の捜査が終了後に処分を決定するとした。
周囲の評判によると、この教師はひねくれた性格で自尊心が高く、職員室では日常的にほかの教師に対して威張り散らしていたという。しかし、事件発覚後は以前のような自信に満ちた様子はなく、教師の尊厳を傷つけたとして「申し訳ない、申し訳ない」と言い続けているとのことだ。(編集担当:柳川俊之)
【関連記事・情報】
・女教師が男子生徒をボコボコ!動画が放送され騒動に-アメリカ(2010/05/17)
・大学教師が「反共産党発言」したら、一発解雇…福建で新ルール(2010/05/12)
・校長が幼女相手にわいせつ行為、発覚後に遺書残し失踪=湖南(2010/04/23)
・女子高生2000人が校庭でズボン脱ぐ、学校「服装令」に抗議…台湾(2010/03/19)
・小学校長が女子生徒を縄で縛る、保護者「精神に障害出た」-中国(2010/03/11)