
この日、会場である神奈川県民ホールに集まったファンは実に2500人。超満員のファン達に向けて、スピッツが披露したのはリリース前の新曲からデビュー時の楽曲など新旧織り交ぜた23曲の名曲ばかり。
特にファンの注目を集めたのは、新曲「つぐみ」とカップリング曲「花の写真」「恋する凡人」。そして、ゆうちょ銀行のCM曲「ビギナー」(発売未決定)、ライブでしか披露されていないタイトル未定曲という、5つの新曲だ。
他にも代表曲「チェリー」や名曲「ヒバリのこころ」などを披露し、アップテンポなものから、しっとりと落ち着いたナンバーまで幅広い楽曲陣に観客はみな手を振り、時にはゆっくりと体を揺らしながら聴き入り、一体となった会場は一足先に真夏を迎えたかと思うほどの熱気と、感動に包まれた。
ライブ途中では草野正宗さんが「ブルーライトヨコハマ」を弾き語るというサプライズや、メンバー達のそれぞれの横浜エピソード、「実は新曲『つぐみ』のビデオクリップは横浜で撮影していた」などを語り、スピッツにとって縁の深い土地としての想いを伝えていった。
間もなく結成23周年を迎えるというスピッツは「みんなの声援のおかげで長くバンドを続けれられて幸せ、年を取ってもずっとバンドを続けていきたい」と語り、最後には「ジメジメを吹き飛ばす熱いパワーをもらったぜ!」とファンに感謝の気持ちを伝えて未だ熱気さめやらぬライブを締めくくった。
新曲「つぐみ」は、4月からツアーで披露され話題を呼んでいたスピッツの王道とも言えるポップさと力強さに満ちたロック・ナンバー。このシングルには「つぐみ」の今ツアーでのライブテイクも収録され、異なる魅力が楽しめる意欲作となっている。
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