盗作が明らかになったのは、イ・スンファンが1990年代に発表した「フランダースの犬」。
イ・スンファンは7月1日と8日、SBS放送のラジオ番組に主演し、「『フランダースの犬』は韓国の作曲家の名前で登録されていたが、実は日本のアニメの主題歌をそのまま盗作したものであった」と自ら盗作の事実を暴露。また、盗作であるため日本側に著作権の費用を支払ったが、その後はあまり歌わなくなったことも告白した。
日本のテレビアニメ「フランダースの犬」は韓国でも高い人気を集め、TBCが1976年8月から11月にかけて放送しているほか、KBSやEBS、SBSでもそれぞれ放送している。
「ラララ~ラララ~」というメロディーが印象的なこの歌は韓国内でもよく知られ、今回の盗作騒動に「初めて知った」「アニメも主題歌もすべて日本のコンテンツだったのか」と驚きの声が多く寄せられている。(編集担当:新川悠)
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