小学館のコミック雑誌『Cheese!(チーズ!)』にて連載中の大人気コミック、青木琴美さん著書『カノジョは嘘を愛しすぎてる』の100万部突破とタワーレコード渋谷店移転15周年を記念し「カノジョは嘘を愛しすぎてる」夏フェスを開催。青木さんの作品の大ファンであるというAneCan専属モデルの高垣麗子さんが8日、聖地・タワーレコード渋谷店に駆けつけ、作品の魅力、音楽、私生活についてたっぷりと語った。


 青木さんも高垣麗子さんも、同い年であり、若くしてデビューし今なお活躍しているという共通点を持つ二人。沢山の女の子たちが熱い視線で見守る中、青木琴美×高垣麗子トークイベントがスタートした。

 女性同士、美容の話にも花が咲いたが、青木さんの最高で丸4日間徹夜で仕事をし、さらに今でも2日半ほど寝ないで仕事をすることもあるというタフな発言に一同びっくり。新婚である高垣さんは、二人とも忙しい中で夫婦円満でいる秘訣は? との質問に「メールと電話は必ず毎日します。そうすれば、会えなくてもつながっていると実感できるので…」とアツアツぶりを語ってくれた。

 そして話題はカノ嘘のストーリーへ。「ミュージシャンの世界=音楽業界」を舞台にしたきっかけは? との問いに「これまで描いていた作品とは全然違う作品にしたかったのと、12年間作家として活動してきて、音楽を世に生み出す人と、物語を世に出す自分は共通点が多いのでは?と思ったのがきっかけです。でも、一年近く悩んで、徐々に構成を固めていきました。ただ、実際描きはじめてみると、正直ぎゃふんという感じです(笑)。キャリアを積んでいる作品中のアーティストと自分は共感できる部分がありますが、それ以前に楽器の描写が難しい!実際にギターなど実物を買って、描きこんでいます」と青木さん。

 ちなみに音楽業界の裏側も描かれているこの作品、その秘訣は仲の良い音楽プロデューサーの方から聞いた情報をストーリーに反映させているとか。そして高垣さんからカノ嘘について「登場人物それぞれが音楽に夢を持って、でも現実にぶち当たったり、葛藤したりする気持ちの描写がリアルで、青木先生は実はミュージシャンを目指していたから、こんなにリアルに描けるのかな? と思ったほど。
青木先生の作品からは勇気や元気をもらうので、自分もモデルや様々な分野で、見てくれている皆さんに勇気や元気を与えられる存在でいたいと思います」とコメント。「カノ嘘はこれからが本番だと思っています」と青木さんのコメント通り、これからますます見逃せない作品となりそうだ。

 「カノ嘘」夏フェス開催期間中は、複製原画や小道具を展示し、会場でしか購入できないオリジナルグッズの販売も行うほか、8月11日に「青木琴美×miwa トーク&ミニライブ」、8月12日に「Rie fu×星羅 トーク&ミニライブ」など、青木琴美ファンである各界著名人がタワレコ渋谷店に集結し、イベントが行われる。

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