宝成鉄路・石亭江大橋が完成し、13日に列車が通り始めた。同橋は8月19日に増水した川に落下。
通過中の列車のうち2両も川に落ちた。落ちた橋の隣に新しい橋の建設を開始し、53日で同鉄道を復旧させた。関係者は、鉄道橋建設のスピード記録として、ギネスブック申請の準備をしているという。チャイナネットが報じた。

 8月19日での事故では、異常を察知して緊急停車した西安(陝西省)発昆明(雲南省)行きのK165列車のうち、2両も川に落ちた。乗務員が乗客を避難させたので、死傷者は出なかった。


 同橋の喪失により、宝成鉄路は周辺区間で不通になった。新たな橋の建設を担当した中鉄二局は、当初計画より19日短い53日で、新しい橋の開通にこぎつけた。同局現場プロジェクトの王治虎副書記によると、橋の長さは265メートルで、鉄道は前後部分を含め790メートルを建設した。通常なら260日程度はかかる工事で、同橋の建設工事は「世界のスピード記録」として、関係者はギネスブック申請の準備をしているという。

 写真は8月19日の事故直後に撮影。(編集担当:如月隼人)

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