日刊紙「聯合報(ユナイテッド・デイリー・ニュース)」は、「米アカデミー賞の日本代表作品に選ばれたのは『告白』で、『悪人』は深津絵里が「第34回モントリオール世界映画祭」で最優秀主演女優賞を受賞。どちらも世界の映画人に認められた作品だ」とし、「来年2月に開催される「日本アカデミー賞」でも、作品賞・監督賞ほかを争う2作になるだろう」と伝えた。
また「松たか子は『告白』で無表情の演技を貫き、報復に執着する姿は見る者をぞっとさせるほど冷酷。『悪人』の深津絵里の演技は、これまでのイメージと全く異なり観客の涙を誘う」と、日本の実力派女優を絶賛。『告白』は10月29日より公開が始まり、『悪人』は11月上旬に「台北金馬影展(TAIPEI GOLDEN HOURSE FILM FESTIVAL)」にて上映と伝え、「日本の優れた作品を見逃さないように」と紹介した。(編集担当:饒波貴子・黄珮君)
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