1980年に中国政府が世界自然保護基金(WWF)と協力して設立した中国パンダ保護研究センターでは、研究員がパンダの格好で子パンダを自然へ誘導する光景が見られる。中国国際放送局が報じた。


■「パンダ」写真特集

 同センターの役割は絶滅危惧種であるパンダの観察と研究および繁殖を行うことで、これまでに66頭のパンダが同センターで育った。研究員がパンダのぬいぐるみを着て、パンダを自然に誘導する試みはいつも成功するわけではない。

 2007年、「祥祥」という名前の5歳のオスのパンダは3年間の訓練の後に自然に戻されたが、まもなく死体で発見されている。(編集担当:村山健二)

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