東日本大震災を受け、ペ・ヨンジュンチェ・ジウ、リュ・シウォンなど代表的な韓流スターたちが、日本を支援するための具体的な動きに出ることが明らかとなった。韓国の複数のメディアが報じている。


 韓国メディアは、「体は帰ってきたが心は一緒」と題し、日本の大地震の被害が想像を絶するほどに大きくなっている中で、日本にいた韓流スターが韓国に帰国すると同時に、日本を支援するために続々と立ち上がっていると報じている。

 11日に発生した地震の際、日本でテレビドラマの撮影中だったKARAは12日、韓国へ帰国。メンバーのカン・ジヨンはTwitterで「日本の皆さん私たちは無事に韓国に帰りました。皆さんは大丈夫ですか?!もうこれ以上ひがいがないのを望みます!応援しています!頑張ってください!!!」とコメント。

 写真集の撮影のため訪日中だったアイドルグループJYJ(元東方神起)シア・ジュンスも帰国後、Twitterで「最も近い隣国、日本。彼らの痛みは私たちの痛みです」とのつぶやきを掲載している。


 一方、日本への支援を表明する韓流スターも相次いでいる。ペ・ヨンジュンは13日、「日本の被害状況を支援するために何ができるか、日本の所属事務所と協議中」と明らかにした。

 チェ・ジウは、自身の日本ファンサイトに「本当にとても驚いた。 勇気を出してほしい」と記し、切ない心情を伝えた。所属事務所は「チェ・ジウはニュースを見て、想像以上の被害に大きな衝撃を受けた。この苦しみと悲しみを分かち合うことができる、支援の方法を模索している」と伝えている。


 リュ・シウォンは、日本を襲った大地震で日本の関係者の母親が行方不明になったというニュースに、大きな衝撃と悲しみに陥ったと所属事務所が伝えた。所属事務所側は、リュ・シウォンが日本のファンたちを少しでも慰めることができるように慰問の手紙を送り、可能な限り支援を与えることができる方法を探していると明らかにしている。

 イ・ビョンホン、パク・シニャン、ユンナなどのスターたちもTwitter上で、「日本で信じられない災害が起こった。被害者たちに深い弔意を表する」「仙台に住んでいるファンの皆さん、ご無事でいてほしい」などのコメントを発表し、遺憾と慰労の意を表している。

 これまで韓流スターたちは、困難な懸案を抱える日韓両国で、その交流の輪を広げてきた。大災害に直面している隣国のファンたちが再び立ち上がることができるよう、人々が協力すべき時だと伝えている。
(編集担当:李信恵・山口幸治)

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