タレントの島田紳助さん(55)が23日夜、芸能界を引退すると発表し、衝撃が走った。1夜明けた24日には、芸能界をはじめ、各方面からさまざまな声が上がった。


 タレントで文化人のデヴィ夫人(71)は自身のブログで24日、「紳助さん 辞める必要ないのでは・・・」と題した日記を更新。「ロケの旅先での最中、島田紳助さんが暴力団との交際を認め、潔く引退を発表したとのニュースに、心から驚いております」とその心境を伝えた。「紳助さんに代わる人はいま日本におりません。紳助さんのようなありまある才能を持った人がやめるなんて何てもったいないことでしょう」と、早すぎる引退を惜しんだ。

 また、「問題のA氏という人物と最後にあったのはもうすでに4年半前のことだというではありませんか。しかもその人物と知り合った背景にはそれなりの事情があり、会ったのは、2年間の間に偶然も含め、4、5回だけとのこと」

 「それよりも世間が注目しなければいけないのは、なぜ7年前のことを今年8月に証拠として、吉本興業につきつけた人(人たち)がいたのかということです。
何の目的で紳助さんを貶(おと)しめようとしたのでしょうか?」と疑問を投げかけた。

 「私には納得がいきません。なぜ、このような事態になったのか、吉本興業は送り主を公にするべきです」と結んでいる。

 ヘキサゴンファミリーからも、声が上がった。タレントのクリス松村さんも24日、「青空と心の天気」「もう一つの学校~先生」「心に残る言葉」「陽は、また昇る」と、題した一連のブログを更新。

 同日放映が休止された「クイズ!ヘキサゴン2」について、自身にとっては学校のような場所だったと明かし、「優しい言葉、叱咤激励の言葉…島田紳助さんからかけていただいた、いろいろな言葉が、今、頭を駆け巡っています」と紳助さんとの出会いや思い出などをつづった。


 「当たり前に過ぎる時間なんて、ありません。無駄な時間なんて、ありません。だから、何もないような日々を一生懸命生きることが、一番、大切な事だと思います。この1日で、いろいろな事に気づきまたひとつ成長し、生きている素晴らしさを教えていただきました。教えて下さったのは、島田紳助さんです。また、明日から頑張ります!陽は、また昇る!」と結んだ。


 政治家で元女優の三原じゅん子さん(46)は、「突然で驚きましたね。コメントは控えようと思いましたが、、、、、、それも不自然かな、と思い一言だけ」として、「大好きなかたでした。日本の芸能界にとっての損失となったことは間違いないでしょう。でも紳助さんがお決めになったこと。残念です」と、現在の思いを語った。

 女優の国生さゆりさん(44)は、「島田紳助さんの引退ショックです。
メール(絵文字)したら返信もらえたけど 本当にこのまま辞めちゃうのかな 何だか信じられない」と語り、引退会見後に連絡したことを記した。

 各ブログには、ファンからのコメントも多数寄せられており、島田紳助さんの早すぎる引退を惜しむ声が多く見られた。(編集担当:李信恵・山口幸治)

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