台湾をはじめ、多くの中華圏ではいまでも「テレサの愛らしい姿が忘れられない」と口にするファンが多い。テレサは超一流の歌手であり、さらに「愛くるしい容姿」も魅力だった。
そんなイメージがあっただけに、台湾の日刊紙「聯合報(ユナイテッド・デイリー・ニュース)」が掲載した台北市内で開催中の日本の写真家・加納典明氏の個展を紹介する記事は、台湾の人々に衝撃を与えた。
同個展は、テレサを撮影した写真も展示。聯合報は「その写真は85年4月に雑誌:PENTHOUSE日本版に掲載されたもの。ヌードではないが、これまでのイメージとは大きく違う写真」という熱心なテレサファンのコメントを載せた。
台湾ではこれまで見せることのなかった、“セクシーなテレサ”だ。加納氏のカメラを前にミニのワンピース姿で太ももを露わにしたテレサは、黒の網タイツをはき大人の女性の魅力を振りまいている。
聯合報は「有名人ご用達カメラマンの加納氏に撮られたテレサは、30歳を過ぎたころ。当時は日本で輝かしい活躍をしており、アルバム総売上げは150万枚を超えるほどだった」と伝えた。
加納氏の写真によって日本でイメージチェンジを図っていたテレサは、生きていれば今年60歳。