【華流】恋人登場で注目を集めた、レスリー・チャン追悼コンサート
自ら命を絶った香港のビッグスター、レスリー・チャンの十回忌としてコンサートなどのイベントが開催され、友人とファンが共にレスリーを偲んだ。最も注目を浴びた存在は、レスリーの同性の恋人ダフィー・トン氏だった。(写真は「CNSPHOTO」提供)<br><br>【関連写真】<br>・<a href="http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0404&f=entertainment_0404_007.shtml&pt=large" target="_blank">【華流】衝撃の死から10年、レスリー・チャン追悼コンサート開催</a>(2013/04/04)<br>・<a href="http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0317&f=entertainment_0317_002.shtml&pt=large" target="_blank">【華流】レスリー・チャン十回忌、100万羽の折り鶴でギネス申請</a>(2013/03/17)<br>・<a href="http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0702&f=entertainment_0702_007.shtml&pt=large" target="_blank">【華流】トニー・レオン、50歳の誕生日にレスリーの歌を弾き語り</a>(2012/07/02)<br>・<a href="http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0403&f=entertainment_0403_027.shtml&pt=large" target="_blank">【華流】レスリー・チャン九回忌、世代や国籍を越えた人々が追悼</a>(2012/04/03)<br>・<a href="http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0324&f=entertainment_0324_010.shtml&pt=large" target="_blank">【華流】レスリーにアニタ……有名人亡き後、発生する遺産問題</a>(2012/03/24)<br>"(サーチナ) 画像(1枚)
 香港のビッグスター・張国栄(レスリー・チャン)が、自ら命を絶ったのは2003年4月1日のこと。今年の命日は十回忌ということで、コンサートや展覧会などのさまざまなイベントが開催され、友人とファンが共にレスリーを偲んだ。
その中で最も注目を浴びたのは、レスリーの同性の恋人・唐鶴徳(ダフィー・トン)氏の登場シーンだった。(写真は「CNSPHOTO」提供)

■「張国栄(レスリー・チャン)」写真特集

 レスリー生前の01年10月、ダフィー氏との手つなぎショットが公開され恋人関係が明らかになった。撮影当時パパラッチに気付いたレスリーは、ダフィー氏の手をギュッと強くにぎって愛を示したとのこと。男性同士の恋愛を、レスリーの多くのファンは祝福していたという。関係が公になると、レスリーのそばには常にダフィー氏の姿があるという感じで行動していたが、レスリー亡き後ダフィー氏は目立つ場所に現れることなく、命日は静かに過ごしイベントに出席することはなかった。

 だが今年は十回忌という節目だからであろう。マネージャーをつとめていた陳淑芬(フローレンス・チャン)女史と共に、イベントや追悼コンサート「繼續寵愛・十年~張國榮逝世10周年音樂會&紀念晩會」のステージに立ち、ファンに感謝した。

 ダフィー氏がマイクを持つことはなかったが、フローレンス女史が「今日はあなたの記念日。ダフィーが勇気を出して、イベントとコンサートに出席してくれた。あなたは安心して長い休暇を楽しんでください」と、レスリーに話しかけ拍手喝采を浴びた。

 続けてダフィー氏は、ラジオ局にレスリーの曲をリクエスト。「レスリーの全ての友人とファンに捧げます」とメッセージを残し、「共同度過」をかけるようDJにお願いしたという。
ダフィー氏からのサプライズとも言える曲のプレゼントはとても珍しく、多くのファンを感動させた。10年という時を過ごし、ダフィー氏の気持ちが落ち着きファンと向き合えるようになったのかもしれない。最近は“新恋人”とされる20代のイケメン男性との写真が、雑誌に掲載された。

 またレスリーの過去の恋人であった女優の毛舜〓(テレサ・モウ/〓は竹かんむりに均)は、動画メッセージで「すべての人と気持ちは同じ。レスリーのことが恋しい」と涙顔を見せ、張智霖(ジュリアン・チョン)がプライベートのエピソードを語るなど、初めて明かされるレスリーへの思いがあった。ジュリアンは妻の袁詠儀(アニタ・ユン)とレスリーの共演映画『君さえいれば(原題:金枝玉葉)』を一緒に見たと話し、「3人で手をつないで鑑賞しました。レスリーの手は温かかった」と報告。そしてレスリーの映画『キラーウルフ/白髪魔女伝』のドラマ版を演じた時に、メディアに比較されていたというジュリアン。レスリーから電話をもらい、「他人の発言を気にしてはいけない。比べられる必要はないんだから、自分らしくいればいいんだよ」と言われたという。そのレスリーの励ましに感動し、その言葉が忘れられないそうだ。

 10年前にこの世を去ったレスリーだが、多くの人に感動を与え、今なお愛されていることが明らかになった十回忌であった。
(編集担当:饒波貴子・黄珮君)
編集部おすすめ