レピュテーション・インスティテュート社は毎年、世界の国や企業の評判をランキング形式で発表している。同社は今回、世界50の国と地域、約4万2000人を対象に、信用度・敬意・好感度など約16項目をもとに、各国の◆QOL(生活の質)◆治安状況◆環境保全への認識――などを調査。その結果、1位がカナダ、2位以下がスウェーデン、オーストラリア、スイス、ニュージーランドと続いたことが分かった。アジアでは、日本がトップの12位で、以下はシンガポール(20位)、台湾(25位)、インド(27位)、タイ(30位)、韓国(34位)、中国(43位)だった。
韓国では、同ランキングの結果に対し、メディアを中心に「恥ずかしい」、「台湾やインド、タイにも抜かれ中下位圏に」などと反応。ランキングへの「落胆ぶり」が国内外で話題を呼んでいる。
一方、中国・環球網の掲示板では、インターネットユーザーを中心に、「国内のランキングは信じられない」、「まあ、正しいんじゃない?」との“肯定派”も一部で見られたが、「これって“西側”の見方、ってだけだろ? 何の意味もない」、「どうでもいい」、「こんなランキングなんか、たとえ中国が100位であっても気にしない」などと、半ば「居直る」コメントが多くを占めた。
また、「恥じ入る」韓国に対しては、「(韓国人は)自尊心が強いから負けを認めたくないだろうな」などと冷静に“分析”。ランキングの順位に肩を落とす韓国メディアに対する、冷ややかな見方を示した。(編集担当:青田三知)
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