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第1話「のび太の30歳」編では、妻夫木聡さんがのび太役で、小川直也さんがジャイアン役で登場。町中に響き渡るジャイアンの歌声や、ガキ大将のジャイアンに対して頭が上がらないのび太、といった、原作ファンなら誰もが知っている二人のキャラクターを、微笑ましい世界観とともに描き、好評を得た。
シリーズ第2話となる新TV―CM「のび太のバーベキュー」編では、新たに登場するスネ夫役に俳優・歌手の山下智久さん、しずか役に女優の水川あさみさん、ドラえもん役には、国際的映画俳優のジャン・レノさんを起用。2話目で『ドラえもん』の主要人物が勢ぞろいした。
ドラえもん役のジャン・レノさんは、撮影中から茶目っ気たっぷり。また、監督の指示に日本語で応えるなど、現場の雰囲気を明るく盛り上げた。このほか、日本語の台詞を繰り返し練習する姿も見られ、国際的映画俳優としてのプロ意識を見せ付けたという。CMでは、真っ青なジャケットやパンツ、トレードマークの四次元ポケットつき白Tシャツ、頭頂部を覆う青い帽子、首もとの鈴、赤いしっぽなどでドラえもんに扮するジャン・レノさんの登場が注目される。
また、スネ夫役のオファーに驚いたという山下さんは、「のび太に対して嫌な奴であることが一番かなと思って、そこが強調されるようにと意識した」と語った。特注品のウィッグで再現した“前髪”をなびかせ、嫌味っぽいキャラクターを完璧にこなした山下さんは、監督から「もう、スネ夫にしか見えない」と絶賛されたという。
このほか、しずか役の水川あさみさんは、「自分が子どものころから見ていた、あのしずかちゃんを演じるなんて」と、喜びとプレッシャーの入り混じった心境を吐露した。