毛新宇氏が反腐敗を提唱したのは、政治腐敗の危害が著しいためだ。指導者の子孫として、自分にはこの問題を強調する責任があるという思いがあるという。
腐敗との闘争のなかで毛新宇氏は、毛沢東の廉潔・自律について自ら手本を示すことが重要な要素であるとし、「主席は自身の子女に対する要求も非常に厳しく、彼自身も非常に清廉だった」と述べた。
一部でささやかれているうわさについて、「毛沢東がいくらいくらの原稿料をわたしたちに残したという人がいるが、そんなものがどこにあるのか?経済的に苦しいスタッフを支援するほか、主席の原稿料の大部分は国家建設に投じられ、一部は党内の高級幹部の書籍購入にあてられた。彼個人には一円の蓄えもない。主席の子孫としてわたしたちは金山や銀山を積み上げたいとはおもわない。主席はわたしたちに尽きることのない毛沢東思想という財産を残してくれた」と説明した。(編集担当:米原裕子)