韓国男性アイドルグループSUPER JUNIOR(スーパージュニア)が9日に発売したシングル「Opera」が、21日付オリコンウィークリーチャートで売上枚数約16万枚を記録。2012年における韓国アーティストとして最高の初週売上枚数となった。
13日付オリコンデイリーチャートでも1位を獲得しており、名実ともに韓国アーティストのトップに君臨した。

 今回のチャートで着目すべき点は、来日キャンペーンをほとんど行なわずに樹立した記録であるということ。昨今のK-POP人気に伴い、多数のアーティストが来日し、日本でのCDリリースに合わせテレビ出演などのキャンペーンを日々行っているなか、SUPER JUNIORはこれまでの活動の中心を世界各国でのコンサート活動に置いており、全員揃って来日しプロモーションを行う頻度は極めて少ない。

 また、この大記録を支えたのは、ELF(エルフ)と呼ばれるSUPER JUNIORのファンの存在だ。テレビなどのマスメディアにほとんど登場しないSUPER JUNIORは、ファン同士の口コミによって広がりをみせ、東京ドーム公演2daysの成功、チャート1位の獲得を現実のものとした。

 SUPER JUNIORがELFを想い、ELFがSUPER JUNIORを想う。
アーティストとファンが同じ目線にたった相思相愛の関係であり、なかなか来日できない環境であることより遠距離恋愛と表されることがある。

 なお、「Opera」は世界各地を熱狂させる圧巻の彼らのワールドツアー“SUPER SHOW4”のライヴステージのなかで、どの楽曲よりもクールなダンスチューンとしてファンを魅了している楽曲。

 同シングルに収録されるミュージックビデオは韓国でも制作されていない世界が注目する作品、さらにCDジャケットは全9種のパズル仕様となる「CD ONLY」(初回数量限定生産)盤もあり、オリジナリティーあふれるCDパッケージとなっている。(編集担当:武田雄樹)