6月16日の晩、時間差5分で映画祭のレッドカーペットを歩いたジェリーとチーリン。先になったジェリーはチーリンの衣装について質問され、「見ていないのでわかりませんし、バックステージの席も距離がある。後で録画データを見て、確認したいと思います」と笑顔で答えたという。
だがその後、「チーリンに会ったら、どんなことを話しますか?」としつこく質問する記者が現れ、顔色を変えたジェリー。5秒間の沈黙の後、息を深く吸ってその場を立ち去ってしまった。マネジャーを連れて向かった先は、お手洗いだった。
約2分後に戻って来たジェリーだったが、表情は硬く無言のまま。主演映画『花漾』に関する話題になっても答えようとしないため、取材はいったん中止に。すぐに周美玲(ゼロ・チョウ)監督が登場し、ジェリーの態度がやわらいできたので、取材再開となったというが……「チーリンについて質問されることは予想していました。でもカメラが回っていると緊張するし、発言が誤解を生むことがあるので彼女の話題には触れたくなかったんです」とジェリーが記者にわびを入れ、気まずい雰囲気が収まったという。
チーリン以外の話題になると、明るく答えていたジェリー。この日は珍しくヒゲをたくわえていたが、「つけヒゲだとうそをついていたら、一緒にレッドカーペットを歩いた陳意涵(アイビー・チェン)もだまされて、ヒゲをはがそうとした」と笑い、「今日は自分らしくいたい、プライベートの姿を見せたいと思って、ヒゲをそらずに来たんです」と説明。