8月15日、人気女優・長澤まさみの海外進出が一斉に報道された。長澤が出演するのは台湾の連続ドラマで、日本の人気コミック「ショコラ」が原作。
クランクインは9月を予定しており、長澤は約4か月の間台湾に滞在。全編に渡って、中国語の台詞にチャレンジするという。

 台湾でも同日に各メディアが速報を伝えており、歓迎ムード。日刊紙「中國時報(チャイナ・タイムス)」は、「清純なお嬢様イメージでブレイクした長澤まさみは、最近はセクシームードを解放。積極的に海外進出を図り、9月には『流氓蛋〓店(〓は米へんに羔)』というドラマを台湾で撮影する」と報じており、「同行するのはアシスタントとヘアメイク担当者のみという必要最低限のスタッフで、中国語は自分できちんとしゃべるとこだわっている。撮影の所要時間は現場に合わせると言っており、協力的な姿勢で臨むらしい」など、好感度アップにつながる内容を載せている。
「日本での60分ドラマ1話のギャラは70万台湾ドル(約200万円)だという長澤だが、今回は台湾ドラマという意識で半額の35万台湾ドル(約100万円)で了承した」という裏話も紹介した。

 続けて、「去年の台湾ドラマ界はSuper Juniorのドンヘ&シウォン、女優ク・ヘソンら韓流スターを起用した作品が話題になったが、“声が吹き替えで不自然”などといった不満があがり、視聴率が振るわなかった」とし、次は日本のスターということで長澤に白羽の矢が立ち、中国語での演技にも期待がかかっていることを伝えた。

 ほかにも、監督をつとめるのは台湾で活躍する日本人の北村豐晴で、長澤の相手役は藍正龍(ラン・ジェンロン)に決まったなど、様々な情報が報道されている。ジェンロンは長澤の過去作品『世界の中心で、愛をさけぶ』を見たことがあるそうで、素晴らしい女優と評価。共演を楽しみにしており、「コミュニケーションできるように、日本語を勉強します!」と宣言していたそうだ。(編集担当:饒波貴子)