沖縄県・尖閣諸島(中国名・釣魚島)の魚釣島に香港の活動家らが上陸し逮捕された事件で、香港紙・蘋果日報(アップルデイリー)は16日、逮捕者14人の名前と出身地、肩書を以下のように伝えた。「両岸三地(中国、香港、マカオ)の保釣人士」としており、記事によると1人が中国・福建省出身で、1人がマカオ出身。


 なお「保釣人士」とは「釣魚島」の領有権を主張する活動家の意味。社会民主連線(社民連)は香港の民主派政党のひとつで、天安門事件の再評価を要求する点では中国政府と対立している。羅堪就容疑者らは6月に不審死した湖南省の民主活動家、李旺陽氏の事件では中国当局に真相究明も求めていた。

(上陸した5人)
曽健成(56歳)香港・社民連メンバー
盧松昌 (60歳)香港「保釣人士」
古思堯(66歳)香港・社民連メンバー
方暁松(35歳)中国・福建省厦門(アモイ)「保釣人士」
伍錫堯(45歳)澳門(マカオ)保釣行動委員会主席

(乗船していた9人)
羅堪就(62歳)船主、香港・社民連メンバー
楊匡(45歳)船長、香港社会運動家
王化民(67歳)船員、香港「保釣人士」
梁培錦(45歳)フェニックステレビ(鳳凰衛視)カメラマン
蒋暁峰 (40歳)フェニックステレビ(鳳凰衛視)記者
張金滿(64歳)機関長
郭容明(50歳)船員
張偉民(30歳)船員
張偉強(39歳)船員

(編集担当:阪本佳代)
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