11月14日「Shout/hummingbird」で、ロックアーティストとしてソロデビューを果たした堂珍嘉邦。彼が目指す耽美とアンビエントが融合した「耽美エントRock」のソロシングル第2弾、2013年2月6日アルバム先行シングル「handle me right」がついにリリースされる。


 前作では、ROCKエンジニアの巨匠Andy Wallaceの弟子で、Sum 41、Limp Bizkitなどのエンジニアであり、グラミー賞のBest Engineerを受賞した事もあるJosh Wilburとタッグを組み、世界基準の「Shout/hummingbird」を完成させ、ソロデビュー。そして今作では、堂珍のライヴバンドでバンドマスターを務めるMonoralのAliと共作した作品となっている。

 彼が打ち出す“耽美エントRock”とは、究極の美と心地よい空間を追求するもの。透き通って美しい物だけに美は存在するのではなく、胸が締め付けられるほどの激しさや孤独の中にも存在する、それをRockサウンドと言葉で綴った“孤独、空虚、抑圧、その中に渦巻くheavenly…”を表現した音楽であり、彼が目指す新たな音楽への挑戦である。

 そして、今作「handle me right」は、TBS系テレビ「マツコの知らない世界」(2013年1月~)エンディングテーマのタイアップも決定しており、発売先行で今作を聴ける。

 さらに、カップリングには、グラミー賞最優秀ロックアルバム賞にノミネートされたロックバンドHoobastankのギタリストDanと共作し「Departure(仮)」を完成させ、今作も世界基準の作品に仕上げてきた。Hoobastankが好きな洋楽ファンも注目である。「handle me right」はアルバム収録曲とは別ヴァージョン。2曲ともアルバムには収録されないという貴重なシングルとなっている。

 そして、2013年2月27日には、ファン待望のソロ1stアルバム「OUT THE BOX」がリリースされる。音楽に関しては雑食と自己分析した堂珍が、自分の音楽ルーツを探して制作したアルバムに仕上がっており、言語ではなく、サウンドを1stインプレッションにして向き合った結果、彼の世界は日本から飛び出した作品となっている。

 このアルバムは、日本、アメリカ、イギリス、スウェーデンの作家達と共作した“耽美エントRock”ワールドが凝縮しており、アルバムタイトルである“「OUT THE BOX」=枠からはみ出す”11年間のアーティスト活動で形作られた枠から飛び出し、世界の音楽人達と自由に音と言葉を紡いだ世界地図がここに完成。
色んな物を食しても、昇華して表現されているのは、堂珍嘉邦でしかあり得ない個性である。

 このアルバムを引っさげて、ファン待望の全国ツアー「堂珍嘉邦 TOUR 2013 “OUT THE BOX”」が2013年3月2日Zepp Nambaを皮切りに全国7都市10公演が決定しており、“耽美エントRock”ワールドのステージに大きな期待が高まる。2013年も世界基準での“耽美エントRock”を表現する堂珍嘉邦が枠からはみ出した「OUT THE BOX」をベースに、彼が“世界と紡いだ音楽と言葉”で、日本全国を駆け巡ることになるだろう。(編集担当:武田雄樹)
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