さいたまスーパーアリーナで29日、フィギュアスケートの世界選手権大会が行われ、女子では浅田真央選手が要素点(TES)65.27点、構成点(PCS)72.76点の合計138.03点を受け、ショートプログラムでの78.66点を合わせて216.69点で3度目の優勝を飾った。複数の韓国メディアが報じた。


 韓国メディアは、日本フィギュアの看板選手である浅田真央が世界フィギュア選手権大会で世界の頂点に立ったと伝えた。

 27日には、2010バンクーバー冬季オリンピック女子シングルショートプログラムでキム・ヨナが記録した歴代最高得点の78.50点より0.16点上まわり、4年ぶりに世界記録を更新した。

 しかし、今回の浅田真央の合計得点はキム・ヨナの歴代最高得点である228.56点には届かず、自国で開かれた大会という利点があったが、それでも「キム・ヨナの壁は超えられなかった」と評した。

 一方、ロシアの「フィギュアの新星」ユリア・リプニツカヤは207.50点で銀メダルを獲得した。ソチ冬季五輪銅メダリストのカロリーナ・コストナー(イタリア)は203.83点で、今回の大会でも銅となった。

 また、「ポストキム・ヨナ」と称される韓国のパク・ソヨンは、自分の最高点(176.61点)を受けて9位となり、これは韓国人選手ではキム・ヨナに続いて2位となる得点。ともに出場したキム・ヘジンは129.82点で23位という結果となった。(編集担当:李信恵)(イメージ写真提供:(C)Olga Besnard/123RF.COM。写真は2009年10月、フランスのパリで開催されたエリック・ボンパール杯)


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