中国メディア・cnBetaは22日、米アップル社のスマートフォンである「iPhone」の中国国内ユーザーが、アルコールを使って掃除したところ、画面が“墨絵”のようになってしまったと伝えた。

 記事は、「多くのネットユーザーがアルコールでディスプレイを掃除するのを好むが、物理的に押すホームボタンの存在には注意する必要がある」としたうえで、あるネットユーザーによる「悲劇」を紹介した。


 このユーザーは、自分で使っている「iPhone 5s」のホームボタンが異音を発するようになったため、アルコールを使ってホームボタンを拭いたところ、ディスプレイの一部に黒みがかってしまったとのことだ。

 記事は、このユーザーのものと思しき画像を掲載。「実際、アルコールがディスプレイ内部に入ってしまう現象は少なくない」とし、「悲劇」が起きる原因について「アルコールや溶剤がディスプレイ内部にある保護膜を溶かしてしまう」と説明した。

 iPhoneのホームボタンの利きが悪くなったときに「無水アルコール」で洗浄すると復活する、という話は日本でも2011年ごろに話題になった。しかし、液晶にダメージを与えたり、メーカー保証が効かなくなったりするなどの危険性を指摘する声も出ており、決して勧められる方法ではないようだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:(C) Mingman Srilakorn/123RF.COM)


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