旧暦で新年を祝う中国の年越し番組で、最も権威のある番組として高い視聴率を誇る中国中央電視台(中国中央テレビ、CCTV)の『春節聯歓晩会』(略して春晩)。今年は香港の人気スター・劉徳華(アンディ・ラウ)の出演が決まったそうで、「久し振りに戻って来る」と話題になっている。


 蘭州晨報によると、アンディの春晩出演は10年ぶりだという。「香港の四大天王の中では、アンディの出演回数が一番多い。郭富城(アーロン・クォック)と黎明(レオン・ライ)が続き、張学友(ジャッキー・チュン)はまだ一度も出演したことがない」とのことだ。

 アンディの出演は1992年が初回だが、生出演ではなく前もって収録していたそうだ。その後95年にはヒット曲「忘情水」を歌い、98年には張信哲(ジェフ・チャン)と毛寧と「大中国」を合唱した。続いて99年に「回家真好」、2005年に「恭喜発財」を披露したとのこと。「これまで5回春晩の出演経験がある」そうだ。

 「春晩」は「中国版紅白歌合戦」とも言われる国民的な番組だが、アンディは結婚後の出演が初となる。娘を持つ父親となった現在、お茶の間向けにどのようなパフォーマンスを準備するのかと、家庭的な面がのぞけるのか注目されそうだ。(編集担当:饒波貴子)(写真は「CNSPHOTO」提供、2013年10月撮影)


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