複数の韓国メディアは1日、韓国で人気がある「無限挑戦」という韓国の放送局「MBC」の人気番組で、日本のバラエティ番組のコーナーで放送された「人間UFOキャッチャー」を「無限挑戦」が真似て放送したのではないかとして、「盗作疑惑」があると指摘した記事を掲載した。

 記事によると、韓国の人気番組である「無限挑戦」の2月28日放送直後、複数のコミュニティサイトとSNSで「盗作疑惑」が提起されたという。
その内容を見てみると、韓国の「無限挑戦」で放送されたタイトルは「人間ギフト選び」と題し、「無限挑戦」の出演者ら2人が1組となり、ゲーム機の「UFOキャッチャー」のように、1人がキャッチャー役で、もう1人がボタンを押しながら操作するというものであったと報じた。

 一方、2013年、日本で放送された「人間UFOキャッチャー」は、「セガの国民的大人気ゲームであるUFOキャッチャーを巨大化」し、「おでんをとるゲーム」であったと説明。日本で放送されたタイトルとは違うものの、ルールやプールに物を準備する、また出演者がそのゲームに失敗したら水が入ったプールに落ちるなど、あまりにも類似点が多かったと指摘。「無限挑戦」のプロデューサーが日本の放送を参考にしていないということは難しい状況だと報じた。

 また、記事は、「無限挑戦」は過去何度も日本の放送の盗作疑惑を指摘されている番組であり、「笑い話ではすまない状況だ」とし「番組プロデューサーが釈明会見をする必要がある」と論じた。

 これに対し、韓国のネットユーザー達の間でも意見が分かれている。「無限挑戦の製作陣は釈明が必要だ」「とても似すぎている」「パクったとしか見えない」「信じていた無限挑戦に失望を感じた」と批判的な声があるほか「そのゲームは2001年~2003年に韓国で放送されたKBS2TVの番組『自由宣言土曜大作戦・私の愛』で先にやっていたもので、むしろ日本の放送が韓国の放送をパクった」など、様々なコメントが寄せられたと報じた。(編集担当:李樹香)(写真は韓国メディア・SEGYE.comの「SPORTS WORLD」にて、1日付報道の画面キャプチャ)


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