韓国ではパワハラに似た意味を持つ「甲質(カプジル)」という言葉がある。
記事によると、この書き込み主は、「40代の万年課長」と自己紹介したうえで、14日に訪れたファーストフード店での出来事を韓国のオンライン・コミュニティ上に公開。その書き込みは「真相を明かす」というタイトルであったと報じた。
書き込み主は、14日、会社の昼休み時間を利用し、皮膚科で診察を受ける予定だった。皮膚科へ行く途中でお腹がすいたので、近くにあったファーストフード店に立ち寄り軽食を注文。女性店員は気を利かせたのか、時間がかかるメニューではなく、すぐできるメニューをすすめてくれたという。
書き込み主は、会計を済ませ出来上がるのを待っていたが、自分より後からきた客が次々と注文した品を受け取って行くようすを見て腹立たしくなり、店員に「何故、自分のものはまだなのか」と尋ねると、店員は「申し訳ない」と謝ったという。
しかし、書き込み主は、その場で注文した品をキャンセル。お店側は注文の取り消しを受け入れたという。書き込み主は、返金してもらったとしながらも、腹の虫が収まらず、心の中では“このタイミングで注文した品がでてきてくれたらいいのに”と思いながらも、先ほどの店員に向かって「返金したからってそれでおわりなのか?」といい、「写真に撮るから」と言い放った。すると、他の店員達もすぐさま「申し訳ない」と謝罪し、「手違いがあり、お客様にご迷惑をお掛けしました」と述べながら、すぐに先程キャンセルした注文の品を包んでくれたという。
この行動に、書き込み主も、すぐに「申し訳ない」気持ちになって、「大丈夫(いいよ)」と言おうと思ったが、「店員に対して言い放った言葉が、注文した品をタダでもらうため」と誤解を招くかもしれないと、そのまま商品を手にして店を後にしたという。
結果的に、「注文した品が出てくるのが遅くなって、お金を払わずに食事ができた」としつつ、書き込み主は皮膚科での診察中ずっと気になって、ファーストフード店に謝罪しに行こうと思ったが、診察が終わるのが思っていたよりも遅くなったので、そのまま会社へ戻ったとのこと。店に謝罪はできないままだったとした。
最後に書き込み主は、「社会的弱者をとても軽く見ていた自分を反省し、もしこのような対応をされた店員がいらっしゃれば、私の謝罪を代わりに受け入れてて下さい」と締めくくったと報じた。
この書き込みに対し、他のネットユーザー達の反応は冷ややかだったという。
「直接謝りもしないで、どんな免罪符をもらおうと?」「怒ったことは理解できるけど、なんでその品を持って(店を)でてきたの?」「必要ない写真を何故撮ったのですか?」「いい会社ですね。昼休みに皮膚科で診察できて・・・」などのコメントはまだマシな方だったようで、「食べ物をタダでもらおうとカプジル(横暴・横柄な態度)したの?」「タダのハンバーガーは喉を通った?」「今すぐ行って謝って」「自分自身に甘い人だね」と批判するコメントも多く寄せられていたと報じた。(編集担当:李樹香)(写真は韓国メディアの「国民日報」の16日付報道の画面キャプチャ)
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