記事は、中国が1979年から全国規模で国民の体格などについて統計を取り始めたことを紹介、都市部・農村部のいずれにおいても、これまで各年代で中国の青少年は日本人よりも身長が低かったと伝えた。
さらに、中国の青少年の平均身長は1985年には日本の青少年よりも4.6センチメートルも低かったとする一方、中国経済の発展や食事の内容の改善などに伴い、2010年には身長差ほぼゼロになったと伝えた。だが、体力面では「中国の青少年は日本の同年代に比べて大きく劣っている」と指摘し、中国人がずっと「小日本」と呼んで蔑んできた日本国民は平均身長で中国人に劣らないばかりか、体力面でも「中国人に完勝だった」と報じた。
続けて、50メートル走の平均タイムは中国の7-19歳の男子は各年代で日本よりも0.11-0.69秒も遅かったとしたほか、女子は0.3秒-1.01秒も遅かったと伝えた。また、立ち幅跳びや握力においても同様に中国の青少年は日本に完敗だったと論じた。
中国と日本の青少年の体格差がなくなりつつある一方で、体力面では日本の青少年のほうが中国を大きくリードしていることがデータとして示されたことについて、網易の記事には中国人ネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。
「わが国の食品には大量の毒物が添加されているというのに、体力が向上するわけがない」というコメントが大きな支持を集めていたほか、「日本人の子どもは牛乳をよく飲むらしいが、中国産の牛乳など危なくて飲めやしない」など、青少年の体力と食の安全を絡めて論じる意見が多く見られた。
中国の青少年の体格そのものは向上していることから、食の安全と体力の問題に相関関係があるかどうかは不明だが、寄せられているコメントの多くが「中国産食品は安心して食べられないため、体力もつかない」という意見で、中国人が自国の食の安全問題に大きな不満を抱いていることが見て取れた。(編集担当:村山健二)(写真は網易体育の2日付報道の画面キャプチャ)
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