中国メディアの新浪網や環球網はタイのメディアを引用して、タイの首都、バンコック市内で4日、中国人とみられる4人組が銃砲店に強盗に押し入り撃ち合いになった結果、うち1人が死亡したと伝えた。

 事件は4日午前10時ごろ、バンコック市内のジャルンクルン通りで発生した。
ジャルンクルン通りは同市の中心部を通る主要道路で、通り沿いには名門ホテルや大使館も多い。

 事件の経緯についての説明では、4人組は「おもちゃの銃を使って、本物の銃を奪おうとしたところ、店側と銃撃戦になった」など、状況を想像しにくい部分もある。

 銃撃戦の結果、強盗団のうち2人が負傷した。うち1人は治療を受けたが死亡した。警察はもう1人の身柄を拘束したが、1人は逃走した。

 警察は、死亡または拘束した容疑者が中国のパスポートを所持しており、タイ語を話せないので、中国人とみている。

 また、4人がタイに入国したのは2月27日で、警察は銃を強奪することを目的としてタイに来たと考えている。入国時にはすでに「おもちゃの銃」2丁を持っていたとみられている。(編集担当:如月隼人)(写真は新浪網の4日付報道のキャプチャー)


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