三峡ダムが核攻撃受けた場合 「大穴開いても決壊はしない。ほぼ大丈夫」=中国人専門家(編者解説付)

 中国では、三峡ダムが「核攻撃」などで決壊する危険性あると懸念する声が続いている。中国水力発電工程学会の張博庭副秘書長はこのほど、三峡ダムが核攻撃を受けた場合、「大きな穴が開いたとしてもダム全体が決壊することはない」、「下流で極めて大きな洪水が発生することはない」と説明する文章を発表した。中国メディアの観察者網が報じた。

 張副秘書長は、三峡ダムは設計時から安全性について何度も討論と実験を重ね、結論を出したと紹介。重要なのは、同ダムが「重力式コンクリートダム」の方式を採用したことであり、「他の方式だったら、核攻撃を受けた場合、大規模な崩壊が発生する問題が出てくる」と説明した。

 重力式コンクリートダム以外の方式の場合、ダムの一部に穴が開いて強烈な水流が発生した場合、数分でダムが決壊する恐れがあるという。

 しかし重力式コンクリートダムの場合、力学的に、ダムの各部分がそれぞれ自らの重量で水をせき止めているので、一部に大きな穴が開いたとしても、「ダム全体が崩れてしまうことは絶対にない」という。張副秘書長は「下流で極めて大きな洪水が発生することはない」として、水利事業の専門家ならば、三峡ダムの方式として必ず重力式コンクリートダムを選択したはずと強調した。

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◆解説◆
 多くの中国人にとって大河川のダムや堤防の決壊は、想像するだけでも「現実味を帯びた恐怖」を伴う。まだ「記憶に残る過去」の事例があるからだ。

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