記事はまず、ご飯もの対決として寿司と韓国のり巻き(キムバプ)を紹介。
さらに、肉料理では日本の鉄板焼きと韓国焼肉を、碗ものご飯ではお茶漬けと石焼ビビンバを、麺ものではうどんと韓国冷麺を、汁ものではみそ汁とテンジャンクッをそれぞれ比較している。また、鍋料理では日本代表としてすき焼き、韓国代表としてプデチゲをエントリー。高級料理から家庭的な団らんをもカバーするすき焼きと、苦しい時代に生まれて改良が重ねられてきた庶民の味、プデチゲのおいしさをそれぞれ紹介した。
そして気になるジャッジだが、「精緻さで比べるならば、韓国料理は日本料理に及ばない」とする一方、「こってり味を好むのであれば、韓国料理が一歩リードといったところだ」とし、どちらにも優れた部分があるという「大人な回答」で締めくくっている。
人の好みはそれぞれであり、そもそも「どちらがおいしいか」という問題自体が野暮ではある。個人でもさっぱりしたものが食べたいと思うことがあれば、今日は「ガツン」と行きたい時もある。いなり寿司が無性に食べたくなることもあれば、ゴマ油の香りがする韓国のり巻きに食指を伸ばす時だってある。要は、食べる本人がおいしいと思えればいいのである。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
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