唐や随の時代において、中国は日本の師であったが、現代における留学生数の統計を見ると、日本から学ぼうとする中国人の数のほうが多いことがわかる。中国メディアの今日頭条は16日、中国人の「日本留学ブーム」はいつから、そしてなぜ始まったのかというテーマについて論じる記事を掲載した。
記事は、中国人の日本留学ブームは日清戦争における「敗戦」がきっかけだったと説明し、日清戦争の敗戦や1901年9月に八カ国連合軍によって強制的に北京議定書に調印させられたことが原因で、当時の中国人は「亡国の危機」を感じたと説明。
さらに当時の中国の知識人たちは、「日本は西洋から学び、成功を収めていた」ゆえに、遠い西洋に留学するより日本に留学して学ぶことが国家を救うための近道であると判断したと紹介。当時の中国人たちは「強敵を師と仰ぐ」道を選択し、この時から中国人の日本留学ブームが始まったと説明し、この留学ブームは今なお続いているとの見方を示した。
日清戦争当時の中国には大国としての驕りがあったのだろう。しかし、「亡国の危機」という強烈な危機感に迫られ、戦争に負けた相手であることなどなりふり構わずに日本を留学先として選択するブームが始まった。中国は近年、製造業の高度化に向けて「匠の精神」の育成を目指す姿勢を見せているが、日本のものづくり精神を学ぶために日本に留学する学生も今後は増えてくるかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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