記事は、今月10-12日に同市で開かれた第18回「雀友杯中国麻将牌王大会」において、日本の大堀龍一さんが優勝したと紹介。
そして、一部のネットユーザーから「日本人のチャンピオンは重慶の茶館やマージャン荘にどこでもいいから行って打ってみたらいい。きっと自分の人生を疑うことになるだろう」、「中国の農村に来ておばちゃんと打ってみろ、秒殺されるから」といったコメントが寄せられたことを紹介した。
記事は、悔しさのあまり負け惜しみのような発言を繰り出すユーザーがいる一方で、「勝つにも風格が必要、負けるにも度量が必要。どんな試合であっても、相手を賞賛すべきだと思う。日本だからと罵ってばかりいるのは、われわれの民度が低いことを露呈するようなものだ」など、理性的な見方をするユーザーもより多くいたことを伝えている。
中国政府がスポーツとして世界的な普及を進める「麻将」は、日本の「麻雀」とは異なりギャンブル性を極力排除し、競技性が高められている。いわば頭脳の格闘技だ。日本に対して様々な感情が渦巻いていることは分かるが、それ以前にやはり優勝した選手の実力を素直に称えるべきだろう。スポーツとして扱われるのであれば、なおのことである。
もっとも、昼間から屋内屋外を問わず至る所でマージャンをする姿を見かける中国には、達人レベルの実力を持つおばちゃんがいたとしても決して不思議ではない。
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