中国メディア・今日頭条は15日「これまでノーベル賞を受賞してきた日本の科学者がスゴすぎて敬服せざるを得ない」とする記事を掲載した。記事は、これまでに物理学賞、化学賞、生理学・医学賞の科学系分野でノーベル賞を受賞した日本人を年代順に20人紹介している。
紹介されたのは湯川秀樹氏(49年、物理学)、朝永振一郎氏(65年、物理学)、江崎玲於奈氏(73年、物理学)、福井謙一氏(81年、化学)、利根川進氏(87年、生理学・医学)、白川英樹氏(2000年、化学)、野依良治氏(01年、化学)、小柴昌俊氏(02年、物理学)、田中耕一氏(02年、化学)、小林誠氏(08年、物理学)、益川敏英氏(08年、物理学)、下村脩氏(08年、化学)、鈴木章氏(10年、化学)、根岸栄一氏(10年、化学)、山中伸弥氏(12年、生理学・医学)、赤崎勇氏(14年、物理学)、天野浩氏(14年、物理学)、梶田隆章氏(15年、物理学)、大村智氏(15年、生理学・医学)、大隅良典氏(16年、生理学・医学)だ。
なお、南部陽一郎氏(08年、物理学)と、中村修二氏(14年、物理学)は受賞時に日本国籍を離れていたため、紹介されていない。
20人の顔ぶれとそれぞれの功績を見た中国のネットユーザーからは「日本がアジアのリーダーだと思う」、「莫言のノーベル文学賞は、日本の科学系受賞者の前では格段に色あせるなあ」、「日本のお札の肖像には、科学者や教育者が描かれている」、「日本の科学技術が強いことを証明するものだ」といったコメントが寄せられている。
中国籍(受賞当時)のノーベル賞受賞者のうち、1人が最近亡くなった。民主化運動の先鋒として活動し、1989年の天安門事件以降しばしば中国当局に身柄を拘束されてきた劉暁波氏だ。(編集担当:今関忠馬)(イメーシ?写真提供:(C)rook76/123RF 2011年にコンゴで発行された劉暁波氏デザインの切手)
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