東京・上野動物園では赤ちゃんパンダの「シャンシャン(香香)」が人気を呼んでいるが、中国メディアの今日頭条はこのほど、日本におけるパンダの人気ぶりを紹介しつつ、中国のパンダの「稼ぎっぷり」は凄まじいと伝えている。
記事は、パンダは「かわいい」動物として世界的に有名だが、近年の中国はパンダの保護のために貸与しか行っていないため、パンダを展示したい動物園は中国にレンタル料を払って借りる必要があると指摘。パンダのレンタル料は年100万ドルで10年契約となるのが一般的だとしたほか、レンタル中のパンダが子を産んでも、その子の所有権が中国に帰属するのはもちろん、子パンダのレンタル料も追加で中国に支払うなどの取り決めがあるのが普通だと紹介した。
続けて、米国のデータではパンダの飼育にかかる費用は年100万ドルを超えると伝え、米国内の一部の動物園ではパンダの飼育によって巨額の損失を計上したこともあるほどだと指摘。
一方、日本ではパンダが大人気であるため、「中国の国宝であるパンダは莫大なカネを稼ぎ出すことができる」とし、「シャンシャン」の経済効果として400億円を期待する声もあるなか、「1日7時間の観覧時間で400億円の経済効果を生み出すとは、中国のパンダの稼ぎっぷりは凄まじい」と論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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