中国メディア・今日頭条は6日、「日本旅行のなかでありがちな誤解」とする記事を掲載した。記事は、先日韓国のネット上で公開された、韓国人が日本旅行に対して抱いている誤解の内容を紹介している。


 まずは「日本のコンビニの弁当は非常においしい」という点。記事は「確かにおいしいが、ベストではない。ベストはスーパーの弁当だ。質はコンビニと変わらないが、値段と新鮮さ、種類ではコンビニを凌いでいる。日本人もスーパーの弁当が好きだ」と説明した。

 続いては「日本旅行に小銭は必需品」。「日本では確かに小銭を使うケースが韓国より多いが、地下鉄やバス、タクシー、コンビニなどでICカードが使える」と指摘した。また、「温泉は東京や大阪の中心地にある」との情報については「温泉と銭湯を混同している。銭湯が使っているのは水道水。本物の温泉に行くには、郊外の温泉地に行くべき」と伝えた。

 また、「多くの人が、日本では何かをしてもらった時に『ありがとうございます』と言えばいいと思っているが、他人に助けられたり、助けを求めたりするときには、まず『すみません』と言う必要がある」と指摘。さらに、「タトゥーがある人の温泉入場禁止は最近少しずつ撤廃される傾向にある」、「あらかじめグルメ情報をチェックするのもいいが、日本ではいい店が多いので、自ら実際に行ってみて探すほうがいい」としている。


 銭湯と温泉を混同している外国人観光客は確かに多いかもしれない。長年日本で暮らしていると小銭を持ち歩く習慣が染みついているが、確かにICカードの使い勝手は以前より向上しており、外国人観光客にとっては便利だろう。グルメに関しては個人的な好みの部分もあるが、1つ言えるのは「百聞は一見に如かず」ということだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)


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