特に夏の夕立など、短期間で大量の雨が降る場合などには交差点が水没するようなことも起きるのが現状だ。
記事は、日本の都市部では大雨が降った際には、雨水を一旦地下に設けてある巨大な貯水槽に溜め、洪水を防いでいることを紹介し、地下空間を有効活用していると称賛している。そして、地下にある貯水槽の写真を掲載し、「多くの柱が立っていて壮麗だが、決して宮殿ではなく、貯水槽であるとは驚きだ」と紹介した。
そして、日本の都市部の地下には完璧な排水システムが備わっているので、日本人は「下水道からあふれ出る水に煩わされることはない」と紹介し、中国は日本を見倣いつつ、目に見えない点も改善していくべきだと結んだ。
中国では見えるところはしっかり施工するが、見えないところは適当に施工する業者が多い。それゆえ使用し始めのころは問題ないが、しばらくすると問題が生じてくるということは日常のなかで多々あることだ。また、下水に関して言えば、多くの人が食べかすから油まで様々なものを下水に流す。こうしたことが重なって下水管が詰まり、汚水があふれるという見方もある。見えないところまで気を使って施工する日本の良心的な施工から学べる点は多いと言えよう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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