中国メディア・鳳凰網はこのほど、日本の小学生は放課後の活動が非常に充実しているとする記事を掲載した。

 記事は、「日本の小学生は、放課後に活動できる場所がとても多く存在する。
児童館、図書館、公園、祖父母の家、公営・民営の学童クラブなどだ。母親が専業主婦の家庭では、放課後にまっすぐ家に子どもも少なくないのだ」と紹介した。

 また、日本の小学校には通常の授業に加えて「クラブ活動」の時間が週1、2度設けられており、サッカーなどのスポーツ種目のほか、囲碁、将棋、パソコン、手芸、理科実験、太鼓、ダンス、剣道、楽器などの様々なクラブがあり、子どもたちは自分の興味に合わせて参加することができると説明している。

 さらに、放課後に自宅に戻っても誰もいない児童が通う学童クラブについて、公営のクラブでは毎月おやつ代の数千円を払うことで宿題や読書をしたり、遊んだりすることができるほか、民間経営のクラブでは月の費用が数万円になる一方で晩御飯や宿泊、送迎といったサービスまで提供されるとした。

 記事は、日本国内で行われた調査で、小学生が放課後に通う習い事の中でスイミングが一番人気となり、以下、英語、ピアノ、体操、サッカーと続き、さらには、バレエ、ダンス、書道、そろばん、絵画など、多種多様な習い事のコンテンツが存在することを紹介した。

 そのうえで、子どもを習い事に通わせる日本の親は必ずしもその道のプロになることを求めるわけではなく、「子どもが放課後に安全安心な場所に身を置くことが最も重要」と考えており、子どもの健やかな成長や人格形成に役立てばいいという認識なのだと伝えている。
(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)


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