記事は、「お米が大好きな中国の南方では、お金がないときに卵チャーハンを食べて飢えをしのぐ。南方人と飲食習慣が似ているとされる日本には、白いご飯の上に鰹節を乗せ、醤油やみそ汁をかけた『ねこまんま』が卵チャーハン的な存在になっている」と紹介した。
そして、「ねこまんま」が明治維新以前から日本で広く愛されており、社会末端の人びとは最少の食材で大きな満足感が得られる食事であると認識していたと説明。特に肉体労働に従事する者にとっては日常的な食べ物であり、廉価ながらも高いエネルギーが得られるとしている。
また、「現代に入って日本人の生活レベルは顕著に向上したが、それでも『ねこまんま』を食べて日々を過ごす人も少なくない。一方で、お金がない時の飢えしのぎではなく、健康増進やダイエットのために『ねこまんま』を食べる人も多い」と説明。日本の高い食品物価に苦しむ留学生の中にも、「ねこまんま」でピンチを切り抜けようとする人が多いと伝えた。
日本人が「チャーハン」と聞くと、大概の人がさまざまな具の入った「五目チャーハン」を想起するのではないだろうか。それゆえ「卵チャーハン」と聞くと五目の卵チャーハンをイメージしがちだが、中国の卵チャーハンは本当に卵と少々のネギしか入っていない。そして往々にして味が薄い。
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