中国メディア・今日頭条は12日、家庭で簡単に作れるほどシンプルながらも非常においしい日本料理として、卵焼きを紹介する記事を掲載した。

 記事は、「日本料理の中で、食べ逃すわけにはいけないグルメの1つが卵焼きだ。
またの名を厚焼き卵といい、多くの日本料理店や寿司屋で食べることができるほか、街角でも卵焼きを売っている店がある」と紹介した。

 また、「卵焼きは、焼いた卵を厚く巻き上げた、いわば日本式の炒り卵なのだが、単に卵を焼いただけの代物ではない。卵焼きには、特別な食材を加えるのである。例えば、みりんやしょうゆ、だし、細かく切ったハムなどで、甘みがある一方で塩気もある。上等の卵焼きは切った時に断面に明らかな層ができておらず、滑らかな食感を持っている。そして、噛むと汁がじゅわっと出てくる感覚があるのだ」と説明している。

 そして、「卵焼きは日本で最も一般的に見られる卵の調理法だが、その作り方はそれぞれに家庭によって異なる。それゆえ、卵焼きは日本人から『おふくろの味』として愛されており、お弁当の中で人気のおかずなのだ。材料や作り方はとてもシンプルなのに、ふわふわの食感と繊細な味わいがたまらないのである」とした。

 記事が紹介している通り、日本の家庭やお店で作られている卵焼きにはさまざまな味が存在する。大まかに甘いものとしょっぱいものに分かれ、小さいころから甘い卵焼きが当たり前だと思ってきた人が、よその家の甘くないだし巻き卵を食べてカルチャーショックを覚えるといった話もよくあることだ。

 シンプルであるがゆえにその細かい部分への追求ができ、なおかつさまざまなアレンジも楽しめる。
卵焼きはまさに日本人のソウルフードというべき食べ物の1つだろう。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)


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