中国メディアの快資訊は26日、日本人は自分のことをアジア人だと思っているのか、それとも西洋人だと思っているのかと題する記事を掲載した。幾人かの日本人の高校生に意見を尋ねている。
1人目の学生は、普通はみんな自分のことを「日本人として認識」していると回答したという。いわゆるアジア人だとも思っていないし、ましてや、西洋人だとは全く思っていないとしている。アジアは線引きした特定の場所を指しているに過ぎないという認識で、これは英国人にも通じると指摘したそうだ。英国人も自分を英国人だと思っており、ヨーロッパは線で引かれたある場所を指しているとしか思っていないからだという。
別の回答者も、ほとんどの日本人は自分を「日本人だと思っている」と答えたそうだ。アジアの伝統は強いが西洋からも大きな影響を受けており、日本、アジア、西洋の3つが混ざり合い、これが日本にアイデンティティーを持たせ、国を強くしているとしている。
さらに、別の意見としては、日本ではメディアによって「東アジアと西洋の中間点」という認識を植え付けられているというものがあったそうだ。アジアにも西洋にも根差しているという点ではシンガポールに似ているが、シンガポールと違うのは国の大きさ、影響力の大きさだと分析している。最後の学生は、話の流れによって答えは違うと回答している。
もっとも、ここで紹介されているのは一部の意見ではあるが、多くの日本人の持つ感覚を表していると言えるだろう。そもそも、日本がアジアの一部か西洋に属しているのかという疑問すらないのが普通で、この質問は、常にアジアや世界での立ち位置を気にしている中国ならではの発想なのかもしれない。また、中国がアジアをリードする国として日本を強く意識していることも感じられる。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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