中国メディアの快資訊は12日、これまでに数え切れないほどの国が中国を侵略したと伝え、存亡の危機に直面したことも少なくないと伝える一方、「中国人が今も日本だけを強く恨み続ける理由」について考察する記事を掲載した。
アヘン戦争やアロー戦争、さらには8カ国連合軍による干渉など、清国が西洋列強から侵略され、略奪された事例は多いが、記事は「中国の近代史上、日本による侵略ほど中国人に大きな災難と屈辱をもたらしたものはなかった」と主張。日本による侵略戦争によって多くの中国人が命を落とし、財産を失ったのだと主張した。
続けて、日本は歴史教科書問題や南京事件の被害者数に対する見解から分かるように「中国侵略の歴史を正面から認めようとせず、歴史の歪曲すら試みている」と主張し、日本側には誠意がないと主張。戦争から時間が経過し続けるなか、「日本人は自分たちの国がしたことをどれだけ理解し、どれだけ知っているのか」と問いかけた。
また記事は、日本による侵略が中国人にとっては「もっとも最近に発生した侵略であり、もっとも規模の大きい侵略だった」と主張。それだけに多くの中国人にとって忘れられない国辱であり、こうした理由から中国人は日本人を今も強く恨んでいるのだと伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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